無料提供馬 エスペランサシチー 第8戦


友駿愛馬第41号は無料提供馬ヒューストンシチーの代替馬。

2着3回と惜しい競馬が続いていたが、前走7戦目でついに勝ち上がる。

走破時計は優秀で、500万クラスなら勝ち負けできそう。


前走後、疲労が出た為に4月13日にスピリットファームに放牧に出ましたが、4月26日に帰厩を確認しました。


5月13日 東京6R 3歳500万下 ダート1400m 混合戦 に出走!!

6着/5番人気。

掲示板を逃したことは残念だが、昇級初戦で6着なら悪くはない。いずれは勝ち上がる順番が回ってくるだろう。

ただ、現状1つ上の1000万クラスでは完全に力不足。500万クラスで善戦マンとなってくれても悪くない。


レース回顧と時計の分析、レース後の石橋脩騎手のコメントを掲載。

(2012年5月14日完結)

2012年4月18日立ち上げ

●前走後、スピリットファームに放牧に出されました

 4月17日に更新されましたクラブ公式HPエスペランサシチーの近況報告によりますと、我らが愛馬エスペランサシチーは前走後、疲労が見えた為、4月13日にスピリットファームに放牧に出されたということです。

 ようやく1つ勝てましたし、連戦でしたから、ここは2、3か月休養して次走は古馬との1戦になるんでしょうね。前走の走破時計がよく、500万クラスなら勝ち負けを期待しています。

これ以降は2012年4月26日に作成

●4月26日に帰厩を確認しました

 前走優勝後、4月17日にスピリットファームに放牧に出されていた我らが愛馬エスペランサシチーですが、4月26日の時点で美浦トレセンへの帰厩を確認しました。

 クラブ公式HPでも4月24日の近況報告では次のように発表されていました。

スピリットファームで放牧されていましたが、池上師は「放牧前はテンションが高かったのですが、放牧後はリフレッシュ効果もあり、疲労も回復してきているようです。まだ復調途上ですが、現在ハロン17秒ほどで調教を進めています。状態は良くなっており検疫の都合となりますが、5月上旬頃までには帰厩できそうです。」と話しています。

 ということで、元々帰厩予定でしたが、かなり早い段階での帰厩となりました。正直、疲労は心配ですが楽しみですね。

これ以降は2012年5月9日に作成

●追い切り情報(5月9日更新)

前走前 4月4日 美浦南ウッドチップ 重馬場 一杯に追う

助手
5F 70.0
4F 54.8
3F 40.0
1F 13.2[7]
ダイワジェシカ(古馬500万下)一杯の外を0.6秒先行クビ遅れ



4月11日 美浦プール


4月29日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
5F 73.2
4F 57.2
3F 計測不能
1F 14.0[7]


5月2日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

助手
5F 71.0
4F 55.6
3F 40.8
1F 13.0[9]
エリモブリーズ(3歳未勝利)一杯の外を0.6秒先行3F付0.1秒先着


5月6日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

助手
4F 55.8
3F 41.6
1F 13.2[8]


5月9日 美浦南ウッドチップ 良馬場 強めに追う

助手
6F 84.7
5F 68.3
4F 53.8
3F 39.9
1F 13.2[9]
ゲルマンシチー(古馬1000万下)馬なりの外を1.1秒先行0.3秒先着
 4月11日、プールで調整されました。

 4月29日、帰厩後14−14程度で追い切られました。少し早い帰厩で疲労が心配です。

 5月2日、エスペランサシチーは追い切りはさっばり動きませんのでとても良い動きとは思えませんがこれで十分でしょう。競馬ブックも”脚取り確か”と時計や内容にはあまり触れず、しかしいいコメントを出してくれています。

 5月6日、順調に追い切りを消化しています。この感じですとやはり来週出走でしょうね。

 5月9日、格上馬に相当ハンデを貰っているもののしっかりと先着しています。今までの全く動かなかった追い切りと比べると徐々に動くようになっていますし、レ−ス内容も毎回良化していますし、どこまで強くなるのか楽しみですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。今回は昇級戦ですが、勝ち負けを期待しています。

●気になる出馬想定表(5月13日 東京6R)

出馬想定表 5月13日 東京6R 3歳500万下 ダート1400m 混合戦 
フルゲート16頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アードバーク  4/28 500万 東京ダ1400 12 15 14 15
ヴァンヌーヴォー 藤岡佑介  4/22 500万 京都ダ1400 11
エイコオハヤテ 高倉稜  4/28 500万 東京ダ1400 10
エスペランサシチー 石橋脩  4/07 未勝利 中山ダ1200 B+
クレバーオーロラ 田辺裕信  4/22 500万 東京ダ1600 11 12
シムーン 三浦皇成  4/08 未勝利 中山ダ1200
ダブルスター 内田博幸  4/28 500万 東京ダ1400
ツクバヤマノオー 杉原誠人  4/08 500万 中山芝1200 13 15 11 13
デルマダイコク 福永祐一  3/04 未勝利 中山ダ1200
トウショウブーム 柴山雄一  4/07 500万 中山ダ1200 15
ナムラケイオス 蛯名正義  1/05 未勝利 中山ダ1200
フクノツール  4/29 500万 東京ダ1600 13 14 15 13 14
ミヤビリファイン 吉田豊  4/21 未勝利 東京ダ1400
ラシーク  1/29 500万 東京ダ1400 12 10
ラブリースター 武豊  4/28 500万 東京ダ1400

騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在15頭出馬想定されています。

これ以降は2012年5月10日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月13日 東京6R 3歳500万下 ダート1400m 混合戦 出走数13頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アードバーク 川須栄彦  4/28 500万 東京ダ1400 12 15 14 15
エイコオハヤテ 高倉稜  4/28 500万 東京ダ1400 10
エスペランサシチー 石橋脩  4/07 未勝利 中山ダ1200 B+
クラウンビースト 武士沢友治  4/28 ひめ5特 福島芝1800
クレバーオーロラ 田辺裕信  4/22 500万 東京ダ1600 11 12
シムーン 三浦皇成  4/08 未勝利 中山ダ1200
ダブルスター 内田博幸  4/28 500万 東京ダ1400
ツクバヤマノオー 杉原誠人  4/08 500万 中山芝1200 13 15 11 13
デルマダイコク 福永祐一  3/04 未勝利 中山ダ1200
トウショウブーム 柴山雄一  4/07 500万 中山ダ1200 15
ナムラケイオス 蛯名正義  1/05 未勝利 中山ダ1200
ミヤビリファイン 吉田豊  4/21 未勝利 東京ダ1400
ラブリースター 武豊  4/28 500万 東京ダ1400

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●東京ダート1400mコース解説

 スタート地点は向正面右。1300mのスタート地点からそのまま100m下がる。わずか100mの違いだが、1300mとは別物。スプリンターに向いた1300mに対して、明確に距離適性が問われる。
 スタート後、3コーナーまで約400mも距離があり、まずはこの地点でペースがグンと上がる。3〜4コーナーでもスピードは緩まずに、スタート後の600mが特に速くなるのがこのコースの特徴。しかし、前半の主導権争いでひるんでいては勝負にならない。
 基本的には逃げ・先行が強いコースなので、特に下級条件は先行力が1番のポイント。クラスが上がると差しも決まる。
 唯一の重賞が組まれている根岸ステークスは、差し馬の好走が多い。しかし、その場合でも馬群の大外を回らされる馬が厳しい。中団の馬群の中で脚を溜め、できるだけ距離ロスを防いでいるシーンが多いはずだ。
 枠順は互角。脚質、メンバーによって変わってくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜差し
ポイント 先行力、コース取り
種牡馬ベスト アフリート、フジキセキ、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、ペリエ、柴田善臣、内田博幸
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分27秒3 1分27秒8 1分27秒1 1分26秒6
2歳未勝利 1分27秒3 1分27秒7 1分26秒9 1分27秒2
2歳500万 1分25秒6 1分25秒9 1分23秒9 1分24秒3
3歳新馬 1分28秒0 1分27秒8 1分27秒2 1分27秒4
3歳未勝利 1分27秒3 1分26秒7 1分26秒7 1分26秒3
3歳500万 1分26秒0 1分25秒8 1分25秒2 1分25秒3
古馬500万 1分25秒9 1分25秒2 1分24秒9 1分25秒3
古馬1000万 1分24秒7 1分24秒6 1分24秒3 1分24秒1
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分23秒6
古馬オープン 1分23秒4 1分23秒3 1分23秒3 1分23秒0

●騎手は3度目の騎乗となる石橋脩騎手 ほっさん評価「C」

 今回のエスペランサシチーの鞍上はエスペランサシチーには3度目の騎乗となる石橋脩騎手です。過去2着2回、6着1回とエスペランサシチーの勝ち上がる原動力を作ってくれた騎手で、エスペランサを知り尽くしており、最も頼れる騎手と言えるのではないでしょうか。

 また、つい先日の4月29日には天皇賞で悲願のGT制覇。これは14番人気によるもので、彼の最大の特徴である腕っ節の強さと最後まで追い続け、1つでも上の着を狙おうとする姿勢が生んだ結果と言えます。

 昨今、一部の騎手は馬の消耗を抑えるために、勝負がついた時など、最後に流して追わない傾向がありますが、これは馬券を購入しているファンにとっては裏切り行為。追わなければ伸びるはずもないですから(もっとも、追っても勝ち負けに絡めないからそうするんですが)。

 石橋脩騎手は最後までしっかりと追い続けてくれますし、前に行って少しでも残したいエスペランサシチーには一番合うタイプの騎手と言えます。実際、勝った天皇賞でも2番手追走からの渋太い粘り込みでした。

 まだ一線級とは呼べないものの、かなり乗れている騎手という認識で、技術力は高く、私は大いに期待しています。


 2012年5月10日現在、中央通算333勝、勝率5.6パーセント、連対率11.4パーセント、GTは1勝(2012年天皇賞春・ビートブラック14番人気)、重賞7勝されています。数字としてはやや低いですが、昨今は通算成績わ大きく上回る活躍を見せており、徐々に一流の仲間入りをされています。
 昨年(2011年)は中央44勝、勝率7.3パーセントと通算成績を大きく上回る活躍でした。今年(2012)は20勝、勝率8.7パーセント、連対率15.2パーセントと一流の成績を残しており、GT勝ちを含む重賞3勝が光っています。


 石橋脩(いしばし しゅう)は1984年4月3日生まれの28歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属する10年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。2003年に柴田政人厩舎所属でデビュー。現在も同厩舎所属である。同期は松岡正海、長谷川浩大、北村浩平、佐久間寛志、生野賢一、高井彰大、加藤士津八、鈴木慶太、南田雅昭らがいる。

 関西の騎手に石橋守騎手がいるため、競馬新聞やスポーツ新聞の競馬面の馬柱では石橋脩とフルネームで表記されている。


 2003年に柴田政人厩舎所属としてデビュー。3月1日の中山競馬第1競走でマグマヴィーナスにて初騎乗(2着)。同年3月29日の中京競馬第8競走でエーピーダイモンジに騎乗し初勝利を挙げる。この年は長谷川浩大や松岡正海といった若手の中でも乗れる騎手がデビューした年であり、石橋脩は25勝(松岡正海騎手は11勝だった)を挙げて関東新人騎手賞を受賞した。

 2年目の2004年は38勝を挙げ、以降コンスタントに40勝前後の勝ち星を積み上げ、2006年4月1日にJRA通算100勝を達成した。なお、同じ日に仲の良い同期の松岡正海が通算100勝を達成していた。2009年2月7日には同200勝を達成した。

 デビュー3年目(2005年)より重賞への騎乗機会を2桁に乗せ、ジャガーメイルなど上位人気馬での騎乗もある中勝ち鞍を挙げられずにいたが、2010年1月11日のフェアリーステークスにてコスモネモシンに騎乗し、重賞初勝利を挙げる。2012年4月29日の天皇賞春にてビートブラック(14番人気)に騎乗し、GT初勝利を挙げる。


 若くてルックスが良く、”イケメンジョッキー”として人気がある。女性ファンが多く、2010年4月に中山競馬場で行われ、同月18日に結果発表された「抱かれたい騎手といえば?」というアンケートで第1位に選ばれている。

 ゲームが好きでダービースタリオンやブルードラゴン等を好んでプレイする。


 「2010年の平均人気が8.0で2011年の前半が7.8。2011年になってエージェントがつくようになり、人気馬に乗る機会が少し増えた。春にはストロングリターンで京王杯スプリングCを勝ち、同馬で安田記念でクビ差の2着に健闘している。姿勢を崩さずにガツツリと追うバランスの良さとパワーがあり、道中の馬との呼吸もスムーズ。戦法にバリエーションがあって、果敢に内を突くパターンも多い。2011年の1番人気馬での成績は[8・7・2・10]の連対率.556。2・3番人気では[10・5・9・26]の勝率.200、連対率.300で、単勝高配当は3520円、7030円、4900円がある。コース別では新潟で成績が良く、芝・ダート別では芝の方が連対率が良い。厩舎面では先に挙げたストロングリターンが堀宣行厩舎の管理馬で、同厩舎では2011年に8勝している。他は浅野洋一郎、相沢郁、畠山吉宏、斎藤誠、小笠倫弘、池上昌弘など。所属している柴田政人厩舎は2010年が4勝、2011年が3勝と低迷しており、両年とも同厩舎で勝っていない。確かな腕を持っており、人脈が広がればトップクラスにのし上がることも可能だ。
 ラフィアン(冠号マイネル)とビッグレッドファーム(冠号コスモ)での騎乗機会が増えており、このラインで穴を出すことが多い。自厩舎が低迷している状況でリーディング31位にいるのは確かな腕があればこそ。「石橋脩だから買ってみよう」という狙い方が成立する。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績(5戦0勝)

2010年10月 3日 エンパイアシチー 3歳未勝利 阪神芝1800m 14着/15番人気
2011年 8月 7日 エイコーンキッド 3歳未勝利 新潟ダ1200m 10着/6番人気
2011年11月12日 エスペランサシチー 2歳新馬 東京ダ1600m 2着/5番人気
2012年 2月 5日 エスペランサシチー 3歳未勝利 東京ダ1300m 2着/4番人気
2012年 2月19日 エスペランサシチー 3歳未勝利 東京ダ1300m 6着/4番人気

これ以降は2012年5月12日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ダブルスターの前走は相手が悪かっただけ。走破時計は古馬1000万レベルで3着に10馬身。順当にチャンス。ラブリースターは同じレースで3着。叩き2戦目で。ミヤビリファインは昇級でも決め手はヒケを取らない。」


短評は「紐さがし」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
トウショウブーム
ナムラケイオス △△ △△
デルマダイコク
ダブルスター
ツクバヤマノオー
エスペランサシチー △△
ラブリースター △△
ミヤビリファイン
シムーン
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダブルスター 2.7
ラブリースター 4.3
デルマダイコク 5.4
ミヤビリファイン 9.2
トウショウブーム 11.7
エスペランサシチー 13.2
ナムラケイオス 13.5
シムーン 17.8
アードバーク 19.7
以下21倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エスペランサシチー 72 53 71 72
ダブルスター 84 80 78 84
ラブリースター 81 75 81 65
デルマダイコク 79 69 55 79
トウショウブーム 74 40 66 70

こうやって見ても、ダブルスターが完全に抜けていますね。

デイリー馬三郎

加藤剛史 本紙の見解

「ダブルスターの前走は勝ち馬が強かっただけで、自身も後続には10馬身差。東京+距離延長で競馬がしやすくなったようだ。疲れもなく再度同条件なら。」

◎ ダブルスター
○ デルマダイコク
▲ トウショウブーム
× ナムラケイオス
☆ エスペランサシチー

以下省略


エスペランサシチーは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、  〇(対抗) 2記者、 ▲(3番手) 1記者、×(4番手) 3記者 と全体的に厚い印をいただいております。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスペランサシチー(1着)

 「ゲートの出がスムーズだったし、道中の反応も良かったね。パーフェクトなレースが出来ました。」(クリスチャン・デムーロ騎手・競馬ブック)

 「スタート良く上手く折り合いが付き、反応も良かったようです」(池上昌弘調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

「ゲートの出が良かったし、道中もスムーズに運べました。最後の反応も良く、パーフェクトな競馬ができました」(クリスチャン・デムーロ騎手・デイリー馬三郎)
 「ジンワリと先団に取りつくと、直線半ばで抜け出す強い内容。さすがにゴール前は脚が上がったが、セーフティリードを保っての勝利」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

エスペランサシチー

 「前走は順当勝ちと言える内容。あれなら昇級戦でもやれそうだし、千四で我慢が利けば。」(池上助手・デイリー馬三郎)

 「動きは良く変りなく順調にきています。格上げ戦となりますが、好レースを期待します」(池上昌弘調教師・大阪スポーツ)

ダブルスター

 「前走でも3着以下は大きく引き離している。出来も安定しているし、再度好勝負を期待。」(伊藤圭三調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 エスペランサシチーは前走強い内容で優勝しましたが、時計的には500万クラスで通用する内容も、それは中山ダート1200mのことであり、今回の東京ダート1400mですとどこまでのパフォーマンスを見せることができるかわかりません。元々、東京は得意のコースですが、1300mならともかく、1400mとなると不安がありますねぇ。

 また、このクラスで安定的な成績を残している馬が2頭おり、エスペランサは昇級初戦ということで、やはりハンデですね。更に前走勝ち上がり組の中にもエスペランサ同様強い勝ち方で上がって来ている馬もいます。

 それらをいろいろと考えると昇級初戦の今回としては、掲示板なら万歳でいいのではないでしょうか。もちろん、あっさり連勝という可能性も大いにあります。まずはレース内容を気にしたいですね。

 1つ勝っていますし、気が楽です。次に繋がるいいレースを期待します。楽しみです。

これ以降は2012年5月14日に作成

●レース 

 エスペランサシチーはスタートはまずまずで鞍上の石橋脩騎手がかなり押っつけて前を取ろうとしますが、さすがにこのクラスでは二の脚が遅く、一時12番手になります。

 エスペランサシチーは向正面で外からマクるように上がって行き、9番手で4コーナーを通過。そこからジワジワと伸びますが6着で入線。勝った馬は別格でしたが、それを除いても勝ち負けには絡めない走りで、徐々にクラス慣れするしかありませんね。しかし、昇級初戦でここまでやれたということは評価したいと思います。

●時計の評価

 今回のエスペランサシチーの走破時計1分26秒4良馬場は、東京ダート1400mの3歳500万下クラスの過去10年間の平均勝ち時計が1分26秒0良馬場ですから、着程度の極端に悪い数字ではありませんが、本質的には距離は短い方が良いと思われ、次走は1300m以下で走らせて欲しいと思います。

 また、1つ上の1000万クラスでは現状、全く歯が立たない内容ですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスペランサシチー(6着)

 「スタートがひと息であの位置からになりました。ただ、結果的にはこういうレースができたのは良かったです。以前よりも力をつけているし、競馬も上手になっています。」(石橋脩騎手・競馬ブック)

 「ポジショニングが悪くなりスムーズさを欠きましたが、レース振りは良くなっています」(石橋脩騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 昇級初戦で6着というのは悪くないですが、無料提供馬ということで5着以内の本賞金しか貰えず、ご存じの通り0円、配当なしです(苦笑)。

●今後の展望

 少し長いのではないかと思われたダート1400mでもそれなりの走りでしたし、ローカルなど、いずれ500万クラスは勝ち上がれそうな馬だと改めて思いました。それが何よりの収穫ですね。また、控える競馬もある程度できそうです。

 無料提供馬ですから、5着以内に入ってくれないと我々には配当が来ません。次は掲示板以内に入って欲しいですね。相手にもよりますが、十分可能だと思いますし楽しみです。

●最後に

 久しぶりに楽しめる無料提供馬が来ました。私の愛馬は1つ勝っても500万クラスを脱出できない馬が多いですが、エスペランサシチーは500万クラス脱出は時間の問題と思われます。あまり賞金の手に入らない無料提供馬とはいえ、これは嬉しいことです。

 1000万クラスだと現状確実に力不足(今回の勝ち馬などは1000万クラスでもあっさりと行きそうですが)ですし、500万クラスの善戦マンでも構いません。もう1つ勝って上のクラスで頭打ちになっても、来年の今頃は降級の恩恵を受けられます。

 とにかく、どう転んでも楽しみですし、無事でたくさん走って欲しいですね。

 次走は掲示板を目指して応援しているぞ!!頑張れエスペランサシチー。

最後までご愛読ありがとうございました

2012年4月18日立ち上げ 26日、29日、5月2日、6日、9日、10日、12日、14日加筆

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エスペランサシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 4月 7日 第7戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (1着1番人気) ルクソール様撮影写真多数掲載

2012年 3月17日 第6戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (2着/4番人気)

2012年 2月19日 第5戦 3歳未勝利 東京ダ1300m (6着/4番人気)

2012年 2月 5日 第4戦 3歳未勝利 東京ダ1300m (2着/4番人気)

2012年 1月21日 第3戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (5着/7番人気)

2011年11月27日 第2戦 2歳未勝利 東京ダ1600m (11着/7番人気)

2011年11月12日 デビュー戦 2歳新馬 東京ダ1600m (2着/5番人気)